社会保険料計算はどのように行うのか
query_builder
2022/05/05
コラム
社会保険料は、たいていの場合、給料から天引きされて支払われるのが一般的です。
では、この社会保険料計算とはどのように行われているのでしょうか。
▼社会保険料計算の仕組み
社会保険には医療保険や年金などいろいろな種類があり、それぞれで計算が異なります。
■健康保険における社会保険料計算
安心して医療を受けるために欠かせないのが、健康保険です。
会社員の場合、社会保険料の半分を会社が負担しています。
会社の健康保険組合に所属している従業員が支払う社会保険料計算式は、「標準報酬月額×健康保険料率÷2」です。
この社会保険料計算に基づいた金額が、毎月の給料から天引きされます。
■年金の社会保険料計算はどうなるの?
厚生年金制度を整えている会社であれば、健康保険料と同様に、年金掛け金の半分を会社が負担してくれています。
そのため、厚生年金の社会保険料計算式は「標準報酬月額×18.300%÷2」で、こちらも給料から天引きされる仕組みです。
■その他の社会保険料計算
社会保険には健康保険と年金以外にも、介護保険や労災保険、雇用保険などが挙げられます。
介護保険は40歳以上が対象ですし、雇用保険は一定条件を満たした場合に加入できる社会保険です。
労災保険の場合、会社の事業内容によって計算する際の料率が変わるなど、それぞれで社会保険料計算は異なります。
▼まとめ
社会保険には様々な種類があるため、社会保険料計算の内容も違ってきます。
当社では社会保険を完備し、種類ごとにきちんと社会保険料計算を行っております。
ご質問があればお答えいたしますので、お気軽にお尋ねください。