社会保険の中には、退社後も任意で継続できるものがあります。
今回は、社会保険の任意継続について見ていきましょう。
▼社会保険で任意継続できるものとは
社会保険の中には退職しても引き続き受けられる保障があり、知っていると助かる場合があります。
■任意継続できる社会保険は医療保険
任意継続とは退職後から2年間は、引き続き会社の健康保険に加入できる制度です。
退職したいと会社に申し出た際に任意継続したいと言っておけば、会社が社会保険の手続きをしてくれます。
■任意継続するとどうなるの?
会社の健康保険組合に加入しているうちは、医療機関を受診した時に窓口で払うお金は3割負担です。
けれど、会社を辞めると同時に健康保険組合からも抜けて健康保険に加入していない状態になりますので、全額を支払わないといけません。
その点、任意継続しておけば、引き続き3割負担で医療機関を受診できます。
■任意継続の保険料は全額自己負担
従業員の健康保険料や年金保険料のうち、その半分は会社が負担しています。
任意継続すると、退職後も窓口負担3割で医療機関を受診できる一方、会社の負担分がなくなるため、保険料は全額自己負担です。
したがって、任意継続での保険料の支払額は、これまでの2倍以上になると考えておいた方がいいでしょう。
▼まとめ
次の就職先が決まるまでの間の健康保険に任意継続を選ぶと、手続きにかかる手間が比較的簡単に済むのがメリットです。
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社会保険の任意継続についての疑問にもお答えしますので、お気軽にご相談ください。