仕事が忙しいと、所定の労働時間を超えて残業をすることがあります。
今回は
正社員として雇用された場合、残業時間はどのくらいになるのかについて見ていきましょう。
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正社員の残業時間は?
働く時間が法律で決まっているのと同様に、残業する時間も決まっています。
では、どのくらいの時間なのでしょうか。
■労働時間と残業時間
すべての従業員は雇用形態にかかわらず、労働基準法によって法定労働時間は1日8時間までと定められています。
一方、残業は1日3時間までです。
ただ、忙しい時は8時間を過ぎても仕事が片付かないこともあり、その場合は、どうしても残業することになります。
とはいえ、法律で決まっている以上、会社は従業員に対し3時間以上の残業を求めることができません。
■1週間単位で考えるケースも
1日の残業は3時間までとしている労働基準法ですが、1週間単位で考える場合もあります。
その際は、1週間のうち10時間が時間外労働となり、1日3時間にこだわらなくても済むのです。
例えば、年間のうちで特定の日に仕事が集中する業種であれば、1日あたり3時間の残業時間を超えることもあるでしょう。
けれど、1週間で換算して10時間以内に収まるならば、3時間を超えた残業が認められるため、臨機応変に対応できます。
▼まとめ
忙しい時は労働時間の8時間を超えても仕事が片付かないと、残業せざるを得ないでしょう。
残業は1日3時間までと定められているものの、1週間単位でなら10時間も可能ですので、時間の割り振りがしやすくなります。
当社で仕事をするにあたって残業時間が気になるという方は、遠慮なくお問い合わせください。